本
2017 本 1
池井戸潤。小学館文庫。
幻冬舎文庫。文字の読めない金俊平が郷土愛も戦争協力もせず、新聞を読む高信義が、民族運動をすることは、出版資本主義により国民国家ができることを示しているようだ。
渥美清。小林信彦による在りし世の面影。
3000本を前に。
獅子文六『七時間半』 特急ちどりを舞台にしたグランドホテル式ラブコメディ。
梁石日『闇の中の子供たち』 タイを舞台にした幼児売春の闇を描く。
樋口毅宏『民宿雪国』 新潟の海辺の町にある寂れた民宿を舞台に繰り広げられる大量殺戮。
小林信彦
いとうせいこう『想像ラジオ』 工場で働く女の子のつつましい1日の描写がとても愛おしい。
坂口恭平
新田次郎著。新潮文庫。時代小説×科学×恋愛の短編集。最後に収録された「隠密海を渡る」のみ科学がなく、ミステリー度高い。
川上量生